ナポリとサレルノの両都市及びラッタリとピチェンティニ両山地のあいだに位置するサルノ平野に、アグロノチェリーノサルネーゼ地域が広がります。
サルノ平野の西側にはアングリ、スカファーティ、サン・マルザノ・スル・サルノ及びサン・ヴァレンティノ・トーリオが広がる一方、ラッタリ山地にそってはノチェラ・インフェリオーレ、ノチェラ・スペリオレ、パガーニ及びサンテジディオ・デル・モンテ・アルビノが広がります; 北東の境界の渓谷にそってカステル・サン・ジョルジョ及びロッカピエモンテが展開し、ピチェンティニ山地の麓にはサルノが位置しています。
この付近に所在する諸火山及び諸水源は、この地域の土地を著しく肥沃及び多産にしました。
実際、農業はこの地域の主要な経済源であり、たとえばサン・マルザノのトマトのような世界で唯一の産物が栽培されています。
さらにブルボン家によるサルノ川の用水路開設により、繊維工業及び麻加工業が大いに発展しました。
この地域の起源は古代にさかのぼるために、かつてはポンペイとならぶ都市であったヌチェリア・アルファテルナの考古学地域において、非常に古い出土品が発掘されました。
ピチェンティニ山地はアヴェッリノ及びサレルノ両県のあいだに位置し、南イタリアで最も広い森林地帯によって特徴付けられています。